2024年8月16日金曜日

2023年7月8月の活動報告・その2

 


7月27日(木)~8月1日(火)夏キャンプ(その1からの続き)

五日目(7/31)

今日も晴れ ☼

朝式ソング指揮者2人目はKスカウト。1人目の指揮者に習い、準備をした指揮棒は、あたかも釣り竿のようでしたが、思いのほか振りにくい事に途中で気づいたのか、指揮の途中ではありますが自ら棒を折り(あまりの唐突な折り方に、指揮を拒否するのかと思うような折り方でした)振り易い長さに修正。その後はハリーポッター的なリズミカルなフリの指揮で終始しました。

今日は、一日場内での活動。3つのサバイバルミッションをこなしました。

【サバイバル訓練 ミッション1 ~飲料水を確保しろ︕~】

「目の前には、炭で真っ黒になった水しかない。喉はカラカラに乾いている︕手元にあるのは、空のペットボトル・小石・キッチンペーパーのみだ。」さあ、どうする。

手元にある道具で簡易浄水器作り。浄水されるまでにポタッと垂れる一滴が数十分もかかり、カラカラの喉が満足するには時間が必要ではありますが、大成功。ミッション1クリア。


【サバイバル訓練 ミッション2 ~火を確保しろ︕︕~

「生きるには火も必要︕︕マッチを水から守れ︕」

マッチを水から守れとは防水︖そうです。その通りです。水をはじくことが出来る魔法のマッチを作りましょう。

「目の前にあるのは、ろうそくのみ」さあ、どうする。

ろうそくの溶かしたロウを、たら~り、たら~~りと、マッチの火薬の部分にカバーをするように覆います。マッチを使いたい時は、ロウの部分を爪で剥がせばOK。スカウトによっては、マッチの火薬の部分が、まん丸雪だるまのように真っ白になるまでロウをかけるスカウトもおり、様々な出来上がりでしたが、こちらも大成功。

スカウト防水マッチ作成後に隊長から、やると危険な防水マッチの作り方の説明もありました。火傷をするかもしれない、爆発をする可能性もある、と事前に注意をうけ、少し緊張しながら、スカウト達は隊長の手元に注目していました。 安易な事は危険だとスカウト達に知らしめる事ができたようです

ミッション2も火傷なくクリア。

【ミッション3 ~三枚におろせ~】

「そろそろ昼食の時間だが、目の前にあるのはイワナと小麦粉」さあ、どうする︖

ついさっきまで元気に泳いでいた新鮮そのもののイワナ。これを食べたいものだが、イワナを三枚におろす必要がある。スカウト自身でやるしかない、しかし、出来ない…という事で、キャンプ場での料理教室開催。本多副長の3分クッキング的な講習で、全員が上手に三枚におろす事に成功。3分クッキングなので、引き続き調理開始。調理もオリーブオイルとニンニクでメニューはムニエル。骨も無駄にしないよう、多めのオリーブオイルでパリッと焼き、こちらも大成功。

これで、家庭での調理もこなせるはずです。ミッション3も、お腹大満足でクリア。

お腹が満足した後は、午後のプログラムに続きます。

【おまけのミッション ~お宝をさがせ~】

ミッションテーマの通りお宝をさがします。

様々なヒントを基にお宝を探し当てたのは、五十嵐スカウトでした。(頑張れ上級スカウト)

宝は、おやつの山。昨日のハイキングで残った、山のようなおやつ+今までの活動でちょっとずつ残った飴の山。袋一杯のお宝は五十嵐スカウトがゲット。

おまけのミッション終了後は、昨日から冷やしていたスイカのおやつ。

大量のスイカは、あっ~~~という間にスカウト・リーダーのお腹にパクパク。シャリシャリと納められました。スカウト曰く「スイカはほとんど水分だから、食べても平気」との事。大満足のおやつタイム。

おやつで大満足した後は、身体を動かす時間。明日は出発が早く、出発当日の朝に撤収作業をするには午前3時起きをしなくてはいけません。という事で本日中に、タープのみ残し撤収作業。キャンプ5目目ともなり、チームワークがすっかり出来上がり、全員がテキパキと協力をして順調に進みます。撤収も辛い作業ではなく笑顔あふれる作業です。

自分達の寝床のテント撤収後のスカウトの話題は自分達はどこで寝るのだろう。でした。トイレ︖野宿︖隊長は優しいからキャビンを借りている︖いや、そんな事はないだろう。など様々は憶測が飛び交います。その会話も楽しそうです。

キャンプ最終日の夜ご飯はタコライス。山ほどのレタスをほおばります。川上村はレタスの村。朝(昼)晩とレタスを毎食のように食べています。川上村のレタスを食べる機会が明日の朝までなのが残念。

今回のキャンプご飯は、イタリア(ピザ)・スペイン(パエリア)・メキシコ(タコライス)と何故が日本を超えたものでした。

最後の夜プログラムは、カウンシルファイヤー。

少しのゲームとソングを楽しむ焚火を囲んでの静かな営火です

ゲームとソングの合間にスカウト・リーダーがキャンプ中に各自感じたこと、達成した事などを発表。

(以下、発表順)

・ハイキング→仲間と歩け、完歩した。

・幻の滝ハイキング→地図が読めなくて迷いそうだったが、下級スカウトを無事に連れて行けた。

・ピザ作り→去年失敗した事を踏まえて、うまく作れた。

・ハイキング→(登り)始めは穏やかだったが、だんだんと(登り)が激しくなっていったが、頂上に着けたこと。下りも大変だったが、前の人について行けた。

・お風呂→ハイキングの後のお風呂で、疲れが取れた。

・源流ハイキング→朝でしか見ることが出来ない風景を見る事が出来た。足が痛かったが、歩ききる事が出来た。登り始めに下級スカウトを置いて歩いてしまったのは反省。

・3日目からの参加だったが、全員としゃべる事が出来て良かった。

・ハイキング→山登りで、緩やかな道が長く続き、山頂まで緩やかと思っていたらが、途中の登りから厳しくなった。自分は2000m級の山に登ったのは初めてで、自分に自信が出来た。下りは足が疲れた。源流が日本一の川、信濃川に続いている事を知った。

・キャンプ前は、家を5日も離れる経験がなく不安だった。キャンプに誰が来るかもわからない事も不安で一杯だったが、来たら仲良くなれるメンバーだった。

・今回のキャンプはレシピがあったので、ごはん作りがうまくなった。ご飯(炊飯)も(今までは)おこげで真っ黒だったが、今回は完璧‼おこげなくおいしく炊けた。

・キャンプを堪能できた。

最後は、残った火でお楽しみのマシュマロ焼き。マシュマロを見せた途端に、歓声が響きます。表面焦がして中身はトロトロ。それにクラッカーを挟んで食べる。マシュマロの焼き方は、スカウトそれぞれが、コダワリがあるようで誰に語るでもなく、焼きながら各自が口上を述べています。そんなスカウトを見ているだけでも楽しい時間です。

カウンシルファイアー後は、隊長から就寝をする場所は、リーダーサイトでもある炊事場と発表。屋根もありコンクリート敷の大雨が降っても、しのげる安全な場所です。伊藤隊長もスカウトの近くで就寝。スカウトの安全確保はバッチリです。寝る場所は、上級スカウトが端になり下級スカウトを真ん中に床に就きました。皆で一緒に寝られる安心感からでしょうか。何となく、全員がウキウキしている様子が伺えます。

慣れない場所で、寝つけるか心配でしたが、疲れているのかしばらくすると、スカウト達の寝息が聞こえます。どこでも寝ることが出来る適応性がついたかな︖

5日目の夜がふけます。



最終日(8/1)

9時56分信濃川上発の列車にのるため、大方の撤営は前日に済ませ、スカウト達はビバーク訓練です。5時の起床6時までに配給ですが、やはり今日も早めに起きるスカウトも。やはり後の時間も気になるのか皆早め早めに動きます。

今日は今までと異なり、お天気の神様も別れを惜しむかのようにパラパラと降雨が見られました。そのため早々に搭載を済ませ朝礼に引き続き閉所式なりました。今回それぞれがお世話に感じた方角に「弥栄」を贈り閉所式を締めました。

無事9時56分発の列車に乗れたこともあり、中央線人身事故の影響もほとんどなく14時過ぎには新秋津、倉庫に到着することができました。当日関東地方は昼過ぎから大規模な雷雨の影響がみられたのですが、幸い雷雨に逢うこともなく、むしろ涼しさを感じるほどでした。

備品を倉庫に納め15時に解散。

6日間で一回り大きくなった姿をご家族に見せるひとときでした。



8月11日(金)補講集会

BS隊の夏季キャンプに参加できなかったスカウト達の進歩に必須となる項目に重点を置いた補講的です。野外炊事章の取得に向けた技能取得が目的です。2種の魚の調理、それに伴う「三枚おろし」。

集合の後、買い出しへ行きましたが早い時間だったためスーパーを廻るも三枚おろしの出来る魚が見当たらずやむなく秋刀魚にて挑戦。初めは恐る恐るでしたが2名ともどうにか捌き調理しました。冷やしうどん、秋刀魚の塩焼き、塩鮭、大根ときゅうりのサラダ等々豪華な昼食となりました。

8月11日(金)1級スカウトレポート作成集会

これまでの活動を基に「野外炊事章」「リーダーシップ章」のレポートを作成しました。菊スカウトへの履修項目は大部分が修了です。

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