2024年8月16日金曜日

facebookに移行します!

ボーイスカウト東村山第6団の活動報告はfacebookに移行します。以下のリンクよりお楽しみください。


2023年7月8月の活動報告・その2

 


7月27日(木)~8月1日(火)夏キャンプ(その1からの続き)

五日目(7/31)

今日も晴れ ☼

朝式ソング指揮者2人目はKスカウト。1人目の指揮者に習い、準備をした指揮棒は、あたかも釣り竿のようでしたが、思いのほか振りにくい事に途中で気づいたのか、指揮の途中ではありますが自ら棒を折り(あまりの唐突な折り方に、指揮を拒否するのかと思うような折り方でした)振り易い長さに修正。その後はハリーポッター的なリズミカルなフリの指揮で終始しました。

今日は、一日場内での活動。3つのサバイバルミッションをこなしました。

【サバイバル訓練 ミッション1 ~飲料水を確保しろ︕~】

「目の前には、炭で真っ黒になった水しかない。喉はカラカラに乾いている︕手元にあるのは、空のペットボトル・小石・キッチンペーパーのみだ。」さあ、どうする。

手元にある道具で簡易浄水器作り。浄水されるまでにポタッと垂れる一滴が数十分もかかり、カラカラの喉が満足するには時間が必要ではありますが、大成功。ミッション1クリア。


【サバイバル訓練 ミッション2 ~火を確保しろ︕︕~

「生きるには火も必要︕︕マッチを水から守れ︕」

マッチを水から守れとは防水︖そうです。その通りです。水をはじくことが出来る魔法のマッチを作りましょう。

「目の前にあるのは、ろうそくのみ」さあ、どうする。

ろうそくの溶かしたロウを、たら~り、たら~~りと、マッチの火薬の部分にカバーをするように覆います。マッチを使いたい時は、ロウの部分を爪で剥がせばOK。スカウトによっては、マッチの火薬の部分が、まん丸雪だるまのように真っ白になるまでロウをかけるスカウトもおり、様々な出来上がりでしたが、こちらも大成功。

スカウト防水マッチ作成後に隊長から、やると危険な防水マッチの作り方の説明もありました。火傷をするかもしれない、爆発をする可能性もある、と事前に注意をうけ、少し緊張しながら、スカウト達は隊長の手元に注目していました。 安易な事は危険だとスカウト達に知らしめる事ができたようです

ミッション2も火傷なくクリア。

【ミッション3 ~三枚におろせ~】

「そろそろ昼食の時間だが、目の前にあるのはイワナと小麦粉」さあ、どうする︖

ついさっきまで元気に泳いでいた新鮮そのもののイワナ。これを食べたいものだが、イワナを三枚におろす必要がある。スカウト自身でやるしかない、しかし、出来ない…という事で、キャンプ場での料理教室開催。本多副長の3分クッキング的な講習で、全員が上手に三枚におろす事に成功。3分クッキングなので、引き続き調理開始。調理もオリーブオイルとニンニクでメニューはムニエル。骨も無駄にしないよう、多めのオリーブオイルでパリッと焼き、こちらも大成功。

これで、家庭での調理もこなせるはずです。ミッション3も、お腹大満足でクリア。

お腹が満足した後は、午後のプログラムに続きます。

【おまけのミッション ~お宝をさがせ~】

ミッションテーマの通りお宝をさがします。

様々なヒントを基にお宝を探し当てたのは、五十嵐スカウトでした。(頑張れ上級スカウト)

宝は、おやつの山。昨日のハイキングで残った、山のようなおやつ+今までの活動でちょっとずつ残った飴の山。袋一杯のお宝は五十嵐スカウトがゲット。

おまけのミッション終了後は、昨日から冷やしていたスイカのおやつ。

大量のスイカは、あっ~~~という間にスカウト・リーダーのお腹にパクパク。シャリシャリと納められました。スカウト曰く「スイカはほとんど水分だから、食べても平気」との事。大満足のおやつタイム。

おやつで大満足した後は、身体を動かす時間。明日は出発が早く、出発当日の朝に撤収作業をするには午前3時起きをしなくてはいけません。という事で本日中に、タープのみ残し撤収作業。キャンプ5目目ともなり、チームワークがすっかり出来上がり、全員がテキパキと協力をして順調に進みます。撤収も辛い作業ではなく笑顔あふれる作業です。

自分達の寝床のテント撤収後のスカウトの話題は自分達はどこで寝るのだろう。でした。トイレ︖野宿︖隊長は優しいからキャビンを借りている︖いや、そんな事はないだろう。など様々は憶測が飛び交います。その会話も楽しそうです。

キャンプ最終日の夜ご飯はタコライス。山ほどのレタスをほおばります。川上村はレタスの村。朝(昼)晩とレタスを毎食のように食べています。川上村のレタスを食べる機会が明日の朝までなのが残念。

今回のキャンプご飯は、イタリア(ピザ)・スペイン(パエリア)・メキシコ(タコライス)と何故が日本を超えたものでした。

最後の夜プログラムは、カウンシルファイヤー。

少しのゲームとソングを楽しむ焚火を囲んでの静かな営火です

ゲームとソングの合間にスカウト・リーダーがキャンプ中に各自感じたこと、達成した事などを発表。

(以下、発表順)

・ハイキング→仲間と歩け、完歩した。

・幻の滝ハイキング→地図が読めなくて迷いそうだったが、下級スカウトを無事に連れて行けた。

・ピザ作り→去年失敗した事を踏まえて、うまく作れた。

・ハイキング→(登り)始めは穏やかだったが、だんだんと(登り)が激しくなっていったが、頂上に着けたこと。下りも大変だったが、前の人について行けた。

・お風呂→ハイキングの後のお風呂で、疲れが取れた。

・源流ハイキング→朝でしか見ることが出来ない風景を見る事が出来た。足が痛かったが、歩ききる事が出来た。登り始めに下級スカウトを置いて歩いてしまったのは反省。

・3日目からの参加だったが、全員としゃべる事が出来て良かった。

・ハイキング→山登りで、緩やかな道が長く続き、山頂まで緩やかと思っていたらが、途中の登りから厳しくなった。自分は2000m級の山に登ったのは初めてで、自分に自信が出来た。下りは足が疲れた。源流が日本一の川、信濃川に続いている事を知った。

・キャンプ前は、家を5日も離れる経験がなく不安だった。キャンプに誰が来るかもわからない事も不安で一杯だったが、来たら仲良くなれるメンバーだった。

・今回のキャンプはレシピがあったので、ごはん作りがうまくなった。ご飯(炊飯)も(今までは)おこげで真っ黒だったが、今回は完璧‼おこげなくおいしく炊けた。

・キャンプを堪能できた。

最後は、残った火でお楽しみのマシュマロ焼き。マシュマロを見せた途端に、歓声が響きます。表面焦がして中身はトロトロ。それにクラッカーを挟んで食べる。マシュマロの焼き方は、スカウトそれぞれが、コダワリがあるようで誰に語るでもなく、焼きながら各自が口上を述べています。そんなスカウトを見ているだけでも楽しい時間です。

カウンシルファイアー後は、隊長から就寝をする場所は、リーダーサイトでもある炊事場と発表。屋根もありコンクリート敷の大雨が降っても、しのげる安全な場所です。伊藤隊長もスカウトの近くで就寝。スカウトの安全確保はバッチリです。寝る場所は、上級スカウトが端になり下級スカウトを真ん中に床に就きました。皆で一緒に寝られる安心感からでしょうか。何となく、全員がウキウキしている様子が伺えます。

慣れない場所で、寝つけるか心配でしたが、疲れているのかしばらくすると、スカウト達の寝息が聞こえます。どこでも寝ることが出来る適応性がついたかな︖

5日目の夜がふけます。



最終日(8/1)

9時56分信濃川上発の列車にのるため、大方の撤営は前日に済ませ、スカウト達はビバーク訓練です。5時の起床6時までに配給ですが、やはり今日も早めに起きるスカウトも。やはり後の時間も気になるのか皆早め早めに動きます。

今日は今までと異なり、お天気の神様も別れを惜しむかのようにパラパラと降雨が見られました。そのため早々に搭載を済ませ朝礼に引き続き閉所式なりました。今回それぞれがお世話に感じた方角に「弥栄」を贈り閉所式を締めました。

無事9時56分発の列車に乗れたこともあり、中央線人身事故の影響もほとんどなく14時過ぎには新秋津、倉庫に到着することができました。当日関東地方は昼過ぎから大規模な雷雨の影響がみられたのですが、幸い雷雨に逢うこともなく、むしろ涼しさを感じるほどでした。

備品を倉庫に納め15時に解散。

6日間で一回り大きくなった姿をご家族に見せるひとときでした。



8月11日(金)補講集会

BS隊の夏季キャンプに参加できなかったスカウト達の進歩に必須となる項目に重点を置いた補講的です。野外炊事章の取得に向けた技能取得が目的です。2種の魚の調理、それに伴う「三枚おろし」。

集合の後、買い出しへ行きましたが早い時間だったためスーパーを廻るも三枚おろしの出来る魚が見当たらずやむなく秋刀魚にて挑戦。初めは恐る恐るでしたが2名ともどうにか捌き調理しました。冷やしうどん、秋刀魚の塩焼き、塩鮭、大根ときゅうりのサラダ等々豪華な昼食となりました。

8月11日(金)1級スカウトレポート作成集会

これまでの活動を基に「野外炊事章」「リーダーシップ章」のレポートを作成しました。菊スカウトへの履修項目は大部分が修了です。

2023年7月8月の活動報告・その1

【7月の活動報告】

7月8日(土)~9日(日)予備キャンプ

炎天下の13:30倉庫集合。自転車にて金山緑地公園へ移動となりました。夏キャンプに向けてA(家)型テントを設営。どうにか無事立ちました。その後、炊事となりました。事前に作りたいメニューを決めてもらいましたが全く意見がでずどうにか決まったのは肉野菜炒め。最近小6世代が学校の授業で作ったそうです。ご飯はうまく炊き上がりましたが野菜炒めはなかなか火が通らず苦戦しました。オイスターソースが決め手となり、非常においしかったとの事でした。

宵のうちは軽い雨。樹の下、車座で夏キャンプの情報をスカウト達に説明。その後、「八百屋」ゲームの応用で夏キャンプ時に食べたいメニューをひたすら順に発表するというゲームを実施しました。これが出るは続くはなんと22品目。今後これを基にメニューが確定します。

ちなみにこの夜、A型テントでの宿泊をすすめたものの使ったのは1名のみ。みなプライバシーが必要なのかソロテント使用となりました。

翌朝は快晴。朝の時間にもかなり余裕があり、ゆったりとした時間が持て班サイトからも笑い声が聞こえていました。

朝礼では団委員、団委員長の訓示をいただき、その後撤収、閉所となりました。

いよいよ夏キャンプです。

7月27日(木)~8月1日(火)夏キャンプ

初日(7/27)

いよいよ始まりました夏のキャンプ。

上級スカウトにとってはボーイ隊として最後の、そして新スカウトにとっては最初のキャンプになります。

早朝の東村山駅に集合し、皆、期待に胸いっぱいにして出発しました。

今回の目的地は長野県の川上村。

レタスやキャベツなどの高原野菜で有名です。まずは電車にて、JRは各駅停車ならば1日中乗り放題という「青春18きっぷ」という切符で動きます。国分寺駅より、延々と中央本線を高尾、甲府と進み小淵沢で乗り換えると、2両編成のディーゼル、小海線に乗り換えて信濃川上駅まで移動。

さらに施設の車で、ほぼほぼ歩くことなくキャンプ場に到着です

(大丈夫、今回のキャンプではたっぷり歩くプログラムがありますよ~)。

猛暑の東村山とはうって変わって、白樺の林に囲まれたさわやかで涼しいキャンプ場で、まずは開所式後に、設営を開始しました。

A型テントに、タープ、テーブルや椅子も設置してと、予備キャンプでの経験が生かされてなかなか手際よく出来ました。夕食はハヤシライス、キャンプ料理としては珍しいですがこれも予備キャンプの時にみなの食べたい料理としてです。とてもおいしかったです。

夜のプログラムは、ランタンを囲んでの夜話に続き、計測ゲームを行いました。1リットルの水、1合のお米をはかりを使わずに量りとるというもの、自分の手の感触が勝負を決めるゲームに盛り上がりました︕



二日目(7/28)

高原の涼しいさわやかな朝で二日目が始まりました。

朝食、点検、朝礼に、ゴミ出しを兼ねた朝のキャンプサイト廻りを済ませた後、午前中は「まぼろしの滝」を探す小ハイキングに出かける事になりました。地図と座標で目的地を確認し出発します。初めは広い林道ですが徐々に細道に、そして最後は川沿いを滑りそうになりながら登っていくと、岩肌を流れ落ちる滝まで無事に到着する事ができました。マイナスイオンばっちり、冷風も気持ち良いです。

お昼は、悪魔のクリームパスタに蕗(フキ)の油炒り、パスタはレシピ通りに作らず微妙な出来だったそうです。またキャンプ場でとって自分たちで筋を取って煮た蕗も、ちょっとシーズンを外してしまったかも(鉛筆のような細さでした…)。それでもどちらもおいしくいただきました。

午後は立ちかまど製作に取り掛かりました。

炊事のための焚火を地面の上でなく、空中に組んだ土台の上で燃やすことのできる立ちかまどは、キャンプ生活を快適にするための必需品です。普通は竹材を持っていき材料とするのですが、今回は現地にある木の枝を用いました。竹と違い、揃ったまっすぐな部材ではないとか、重たいなどの欠点はありますが、麻縄で縛るときに滑ることが無いので非常にやりやすかったです。

一段落した所で、休暇村の本館にあるお風呂にて入浴。夏キャンプとは思えない立派な設備での汗を流すことが出来ました。夜のプログラムは本当は肝試しを行いたかったけれども、強い反対の声があり、みんなで暗闇ウォークになりました。これもまた楽し︕



三日目(7/29)

今日も晴れ ☼

遅れてきたスカウト・リーダーが合流し今日から、フルメンバーです。

前日のグリーンバー会議で、朝式ソングはスカウトが順番に指揮をするようにとの隊長命令。

1人目の指揮者はIスカウト。剣道二段の特技を活かし、竹刀長さの枝で華麗にとは言い難いが、夏キャンプの朝らしく、全員が笑顔になれ、今日一日が楽しめる雰囲気がいっぱいのノビノビとした指揮でした。

当初、今日はハイキングの予定でしたが、スカウトにより充実した活動を体験させるため、4日目のプログラムと入れ替えての活動。

先ずはお昼ご飯でもあるピザの生地作りを開始。発酵に時間がかかる為、朝一番に取り掛かりました。スカウトはリーダーの分も含め、1人2枚分の生地作り。スカウトにより発酵具合が変わる為、リーダーも美味しいピザを食べる為には真剣です。昨年のピザは失敗したと、昨年の夏キャンプでピザ作りをしたスカウトとリーダーから共通の言葉。今年は、昨年の反省を踏まえ慎重に作成し、発酵も順調でパン屋さんようなのいい香りがします。ピザの土台作りも慎重です。昨年の土台は分厚く作っていた為、生地が生やけで不味いとの反省により、程々の厚さの生地で作成。タップリのチーズ・具材を各自のセンスでトッピング。炭火約20分位で焼き上がり。全員が失敗なく、美味しいピザが完成。生地作りから食べ終わりまで約5時間でしたが、大満足でした。

その後は、楽しみにしていた川遊び。サイトの近くにあり移動時間3分。水は氷のように冷たいですが、スカウト達の熱気で冷たさは感じず(︖)元気一杯のキャッキャッと楽しい歓声が河原に響き渡ります。

3日目の夜ご飯はパエリアとレタスとカニかまのサラダ。明日のハイキングに向けて、タンパク質摂取も意識したメニューです。

夜は施設のイベント星空観察会にて、天文台の天体望遠鏡にて月面観察。超拡大された月面クレーターを観察することが出来ました。

天体望遠鏡での観察の後は、サイト近くに移動をして自分たちの目で川上村の星空観察。月の明かりのせいでしょうか。満天の降り注ぐような星空観察とはいきませんでしたが、様々な星座を観察し、静かな時間を過ごす事が出来ました。夜もふけサイトに戻ろうとした時、西方向上空に、点滅しながらゆっくりと動く、流れ星とも飛行機とも違う動きの光の帯が続く飛行物を発見︕︕静かだった空間が一気に盛り上がり本日一番の大歓声。ピカピカと点滅している光の帯は長く、走行している電車の車窓から漏れる光のようで、誰からともなく「銀河鉄道だ。」の声。宮沢賢治の銀河鉄道か︖いや、銀河鉄道999だと、ロマンあふれる3日目が終了。



四日目(7/30)晴れ

今日は夏キャンプメインイベントの甲武信ヶ岳登山です。

片道4時間余往復で約9時間の行程となるため、朝5時起床、5時15分にはサイトを出発する予定です。5時起床にもかかわらず、4時頃にはあちらこちらで起きている気配が。

起床後簡単な朝食と共に本日の昼食と行動食が配られます。昼食にはレトルトで、事前に水を入れていくのですが、説明をちゃんと読まないと後ほど大変なことが。

その後2台の車に分乗し登山口になる毛木平駐車場へ。トイレと準備運動を済ませて5時45分にいざ出発。最初は登山道(遊歩道)も広く傾斜もなだらか。緑が深く苔に覆われた岩も緑、全体が深い緑に包まれてまるでジ*リのような幻想的な景色が広がります。

1時間15分を経過したところで途中の景観スポットの一つ滑滝に到着。朝早い時間帯ですが登山者・下山者がちらほら。清流に心癒されます。千曲川清流をめがけて登山は続きます。そろそろ傾斜もきつくなり、道幅も狭くなます。滑滝から歩くこと約1時間40分をかけてついに千曲川源流へ。スカウト達は思い思いに源流の水を汲み、思いを新たにしたでしょう。

ここからは山頂まで距離はそれほど残っていないですが、傾斜は目に見えてきつくなります。手も使いながら時には稜線に沿ってそして最後の胸突き八丁、岩場を上ると山頂に到着。片道4時間35分の行程で日本百名山の一つ、標高2,475M制覇となりました。晴天に恵まれたせいか周囲は甲武信ヶ岳の名の通り山梨、埼玉、長野が、そして周囲の山々の素晴らしい景観が見渡せました。お昼を摂りながら皆思い思いでのひと時を過ごし今度は登ってきた道を引き返す形での下山です。

同じ登山道とはいえ、下りには登ってきたときとは違った難しさがあります。それでも所要時間は短くなります。今年途中で出会ったのは鹿の親子でした。去年は熊、今年は鹿なので、来年はウサギかリスに出会うのでしょうか。

山頂から3時間45分、出発から9時間5分で出発地の毛木平駐車場に戻ってきました。皆疲労感はあるもののそれぞれの顔にはやり切った感がにじみ出ていました。

帰ったら今回2回目の入浴タイム。疲れを癒すにはこれ以上の方法はないでしょう。

本日の夕餉は牛丼、簡便ではありますが疲れた体にはこれ以上のものはないでしょう。この日は夜プロもなく、早めの就寝となりました。



その2に続きます。

2023年8月29日火曜日

2023年6月の活動報告

 64()北多摩地区ボーイスカウト地区ラリー

場所:青梅市 古里~御岳山~御岳

 当日は6月ながら梅雨の影響もなくまばゆいばかりの陽光のなか、早朝645分 東村山駅集合から一日が始まりました。

 青梅線古里駅到着後、手続きを済ませ揃いのキャップを渡されるとはやる心を抑えてまずはチェックポイントと本日のコースの確認。新人スカウト2名は前週のハイキングで実施した読図の技能のブラッシュアップのよい機会となりました。

 古里駅からしばらく歩くとすぐに登山道になり、最初の急峻な登り道が杉並木の間を通ります。他のBS隊と抜きつ抜かれつ時には団子状態で進みます。こういうなかで新人スカウトと先輩たちとコミュニケーションをとるのにはよい機会になったようです。一団の前、後ろで道中会話を続ける様子が見られ、溶け込み具合を確認するよい機会になりした。

 途中御岳神社周辺でコースを見失うハプニングもありましたが無事ゴールの長尾平に到着。ゴールしている他のBS隊も少ないようですがまずはお昼休憩となり午後のプログラムを待つことになりました。

 午後は全体ゲームです。ゲーム内容は手旗信号の読解ですが伊藤隊長の華麗な手旗裁きで参加スカウト全員が右に左に・・。東村山のスカウト達は日々の努力の甲斐あってか手旗信号を読み取っている様子が垣間見られました。

 全体ゲームも終わったら解散そして下山となりました。ただ、下山といってもケーブルカーを傍目に御嶽駅までの徒歩での下山です。登山道脇の杉の巨木についているプレートの番号が何番まであるのか皆で予想しながら麓まで下山しましたが、当初予測していた数十番ではとどまらず、確か770番強までありました。

 新人スカウト達と一部リーダーは2週連続でのハイキングとなりましたが、新人スカウト達は疲れも見せずに全行程を完遂することができました。



 

610日(土)~11(日)20周年記念キャンポリー

場所:名栗元気プラザ

発団20周年のキャンポリー。スカウト・リーダー・保護者みなで12日の活動を楽しみました!





2023年8月3日木曜日

2023年5月活動報告

514日(日)市内ハイキング

場所:市内(諏訪神社~八国山緑地)



スカウト技能を組み込んだ市内ハイキングを行いました。上進した2名にとってはボーイスカウトでこれから活用する技術にふれる最初の機会、また上級スカウトには自分の復習と共に後輩スカウトへの指導の良い機会になりました。 諏訪神社に集合した後、まずは福祉センターにて読図を学びました。地図を使って、目的地店をきちんと見つけられるか、その方角や距離がわかるか、またその周囲にはどのようなものがあるか、これらの技術はアウトドア活動に欠かせません。ちょっと計算が必要になるのでややこしいですが練習あるのみです。 その後、早速の座標読みを使って市内ハイキングに出発。目的地の八国山緑地では今度は手旗の練習を行いました。赤と白の旗を使って、距離がある場所でも連絡を取ることが出来る技術ですが、こちらは対抗戦のゲーム感覚で楽しみました。  

 


 

514日(日)一級スカウト団面接

場所:社会福祉センター

 1年6ヶ月前に5人揃って受けた2級面接以来の1級面接となりました。実は1級課程が全て の基本から発展・応用となるため一番学ぶ項目が多く時間を要します。コロナ禍とは言え5人揃って進級できた事に感謝いたします。

 肝心の面接ですが上述のスカウトが順に2名・3名のグループに分かれ、「ちかいとおきて」、「学校での様子」「スカウトスキル」等の各団委員からの質問を親御さんの見守る中で緊張とした面持ちでしたがしっかりと受け答えしていました。次はいよいよ菊面接が見えてきました。

 


528日(日)ハイキング

場所:スルギ~子の権現(飯能アルプス)


  前回の隊集会で練習した読図技術の実践と次のステップを目的にハイキングを実施しました。

 スタートは西武線吾野駅、まずは駅前にて地図を前に座標にて、本日コースを確認します。標高と方位を調べた後に出発。行動中は、時間や道の周囲の様子も観察して記録して進みます。

 目的地の子の権現は小学校の遠足のコースでも使われるところですが、今回は、少し遠回りな「飯能アルプス」と呼ばれるコースを進みます。いくつもの小ピークを乗り越えながら尾根道をたどるマイナーなコースです。同じ道を行くハイカーも少なく静かな山を楽しめました。スタート直後の急登りは同行のリーダーにはなかなかヘビーでした…

 新上進のスカウトのみの参加でしたが二人で協力しなが自主的にいろいろな事ができました。




2023年6月18日日曜日

2023年4月活動報告

 49日(日)北多摩地区普通救命講習9001200

場所:小平消防署

隼章を取得に繋がる必修技能章の講習の第1回目となります。この後、第2回は521日となります。

 

429日(祝)緑の祭典

場所:中央公園

 五月連休の晴天の下、東村山市のみどりの祭典が開催されました。わが6団も参加し展示やゲームで活動のアピールを行いました。BS隊はベンチャー隊と協力してキャンプの展示と体験を担当、軽架橋という工作物を担当、軽架橋は丸太と麻紐だけで作るアウトドアの橋、ベンチャー隊の先輩スカウトの指導を受けながら1時間ほどで完成しました。新上進スカウトも角縛りや、筋交い縛りなどのロープワークも学ぶことができ、これからのキャンプなどで活用していきます。

 他、キャンプ体験用に、テント、三脚かまどにテーブルも設置してテントサイトを再現しました。見学の子供たちは橋を渡ったり、テントに入ってみたりと楽しそう、スカウト達による説明もばっちりでした。





2023年6月8日木曜日

2023年3月活動報告

 3月の活動報告】

312日(日)募集活動+トライアスロン(狭山公園)

場所:狭山公園


狭山公園で行われた、団の募集活動「わくわく探検隊」にボーイ隊も参加、チェックポイントの一つで「暗夜行路」を担当しました。木々の間にザイルを張ったコースをネッカーの目隠しをして手探り足探りで進むゲームです。既に何回かやったゲームなので設営も速やか、参加の子供たちへの説明や誘導も手馴れていました。小さな子供達には、少し怖いけれども楽し~い、と好評でした。



午後はボーイ隊の活動プラグラムとしてトライアスロンを行いました。ラン(狭山公園堤防の上下を1周)+自転車(自転車周遊道路を3周)+スカウト技能(ロープワーク)の時間を競います。今年から自転車はスピードを競うのではなく、各周回にかかる時間の差が小さい(なるべく同じペースで走る)方が高得点となるルールで行いましたが、大接戦でした!

 


318日(土)-19日(日)北多摩地区グリーンバートレーニングキャンプ

場所:東大和市下立野林間子ども広場

20年近く開催されていなかった標記キャンプが1泊でしたが実施となりました。グリーンバー(班長次長)世代のトレーニングキャンプとなります。夕方までは冷たい雨が降り寒く、また時間配分が調整できずスカウト達は夕食を食べられないというハプニングはありましたが、2日目は快晴で気温も上昇。他団と混成班を2つ作り各セッションを通してスカウトスピリッツやスキルを学びました。

SS1 基本動作 SS2 設営 SS3 野外工作 SS4グリーンバーの役割 SS5ハイキング SS6 撤営

各プログラムは内容の濃いものでしたが菊章の必須技能章となる「リーダーシップ章」をSS4で「計測章」プログラムとなるSS5はスカウト達も班制度を体験し非常に盛り上がりました。

 食べられなかった夕食は初日のセッション終了後の班タイムで済ませたことを念のため申し添えます。

 


41日(土)-2日(日)上進キャンプ

場所:羽村市堰下キャンプ場

   新年度第一回目のキャンプが上進キャンプになりました。

1日目、島田倉庫での集合。CS隊からの上進者2名は熊招待キャンプ以来の顔合わせになりますが、少々緊張の様子。それでも荷だしにあたってはBS隊のお兄さん達から指導を受けながら一緒に作業を行いました。二人の頑張りに加えて適宜指示を出す現役BS隊スカウトの姿に成長ぶりを垣間見たひと時でした。

 堰下キャンプ場到着後こちらでもみんなで協力して荷卸し、テントサイト設営を行いました。途中複数の他団体がキャンプ場を使用するという情報も入り、一旦完成したサイトの区画変更も行いましたが滞りなく対応することができました。設営後、なかなか決まらなかった食事は夕食がカレー、朝食がうどんに決まり、スカウトが揃って食材の買い出しに行きました。


 買い出しから帰り、ホッとする間も束の間。夕食準備にとりかかりました。スカウト達はかまどを使い、火おこしから始まり野外調理に取り掛かります。途中上級班長からも指導を受けつつ全員参加でおいしいカレーを無事食べることができました。

 夕食後のプログラムについていろいろと検討しましたが、上進式をまず行うこととなりましたが、この判断が以後の進行において非常に重要なポイントになることはまだこの段階では誰も予想できません。 日もとっぷりと落ち、いよいよ上進式です。上進する二人は真新しい制服に身を包み、緊張の面持ち。上進式の会場は羽村堰対岸 満開の桜の木の下です。先輩スカウト達が持つろうそくの灯が否が応でも否が応でも普段には見られない厳かな感じを醸し出します。上進する二人は一人ずつ本多CS隊長代理当時)の下から送りだされ、ひとりで宣誓の場へ。二人ともよどみなく(?)立派に誓いをたててBS隊のスカウトとなりました。


 緊張感から解放されてサイトに戻り、これから夜プログラムへ移ろうとしたとき、空からポツリ、ポツリと。確かに上進式前から風も強くなっていましたが、雨予報はほとんどないはずでしたが。あっという間に風雨は強まり、ここのところキャンプの度に雨に、耐寒キャンプでは予報になかった雪に降られてきたBS隊に、さらに伝説が生まれることになりました。昼間は暑いほどだったのが10度近くは気温が急降下、雷鳴も轟き結局雨は止むことなく夜プログラムは中止となりました。改めて上進式を先に終えておいてよかったことを実感しました。

 翌朝雨も上がり天候はすっきりしない中でしたが再びかまどを使用しての調理、撤営と新しい二人の仲間を加えて滞りなくキャンプを終えることができました。



42日(日)弥栄集会

場所:空堀川下堀公苑

 キャンプの荷物を島田倉庫にて片づけた後、空堀川に移動、団の新年度の集会に参加しました。ボーイ隊からは、前夜の上進式での2名の上進と新しい班編成を報告しました。また新リーダーとして本多副長が加わりました。今年度も活動を楽しみたいと思います。

 


2023年4月30日日曜日

2023年2月活動報告

212日(日)北多摩地区BP

場所:東大和中央公民館

ボーイススカカウト活動の歴史的な事を各団が発表するというテーマでの開催でした。準備期間が設けられなかったため通常より一時間早く集まり準備。何もなしでの発表はやはりスタンツ(寸劇)、更に今までのスカウツオウンや夜話をいくつか候補に挙げ選ばれたのは「日本連盟初代総長後藤新平」の話。あっという間にそれなりにまとまってきたのが今のチームワークの素晴らしさ。会場では他団はクイズやゲームといった発表でしたが最後を務めた我が隊は笑いも取れ拍手喝采でした。

午後は狭山公園に移動。作成した簡易測量機と歩測を使用して木や街灯の高さを計りました。

発表したスタンツや当日の様子はfacebookをご覧下さい。




226日(日)トライアスロン

学校の試験日程と重なり、参加者が少なくなることが分かったため、3/12(日)の午後に日程変更します。

2023年3月11日土曜日

2023年1月活動報告

115日(日)新春集会+隊集会

場所:狭山公園、荒幡富士

新春集会の後、ハイキングを実施しました。ここのところ問題となっている楢枯の実態調査というテーマです。地図座標を元に狭山丘陵を昔の様相をイメージしながらの荒幡富士までの調査となりました。狭山公園内でも楢枯れは深刻ですが、荒幡富士の東側は全ての木が伐採されているという事実を観察し、また原因を岡谷副長からお話頂きました。

自然観察のスケッチも終え、1級スカウトがいよいよ見えてきました。

 




128日(土)~29(日)耐寒キャンプ

場所:羽村市堰下レクリエーション広場

 冬の寒さを体験し楽しむ恒例の一泊キャンプを羽村市堰下レクリエーション広場で行いました。島田倉庫にて荷物出しをして出発、羽村市多摩川川原を目指します。到着後の荷卸しは運ぶ距離が結構長くて大変、2名のスカウトで夜来るスカウト分も合わせてのテント張りも頑張りました。

午後のプログラムは市内小ハイキング。「玉川ブラザーズとセッション」、「カバとダンス」、「まいまい井戸でぐるぐる」という謎のお題を受けて元気に出発しました。果たして回答は得られたのでしょうか?

 途中参加の2名のスカウトも合流して、夕食後の夜プログラムはベンチャー隊主導によるキャンプファイヤー。寒い中でもたき火を囲んでのソングを楽しみました。ファイヤーが終わった後のたき火で焼いた焼き芋をかじっていると空から白いものがチラチラと。天気予報にはなかったですが、雪です。次第に降りが強くなり「耐寒キャンプ」にはふさわしい展開となりました。

翌朝は快晴の寒い朝となりました。昨晩の雪が地面にもテントやタープにもうっすらと降り積もり、汲み置の水や、昨夜のマグカップのコーヒーも氷になっています。気温は-6℃とか。寒いはずです。テーブルの上にうっかりこぼした水も少し経つと凍ってしまっているのにはびっくりです。

スカウト達はこの寒さにもめげず元気です。撤営を手早くすまして東村山に出発。良い天気の島田倉庫での荷片付けをして解散となりました。






2023年2月12日日曜日

2022年12月活動報告

 123日(土)コンピュータ章レポート作成3

場所:東村山社会福祉センター


前回の講義での宿題をまとめました。残るは2項目の課題となり、持ち帰ってのレポートとなりました。これが終われば完成となります。

また鳥類保護章講習会への事前課題となる資料を渡し、翌週までのレポートとしました。

 


124日(日)ハイキング

場所:青梅丘陵ハイキングコース(約12km

スカウトの参加率やら諸事情により、11/13日から27日延期。隊長の素晴らしい判断で絶好のハイキング日和!!

0839 軍畑駅に到着。 トイレやら準備体操を済ませ、[早く行き過ぎないよう見える範囲で]の行動を約束させ、イザ出~発!(855

0920 榎峠に到着。ここまでは車道歩きだったが、ここから先は山道へ入り、いきなり急な登りでゼイゼイ・はあ~はあ~~。予想通り彼らの歩みは早く、リーダー4名は2030m後ろをトボトボと・・・

1000 雷電山(494m)に到着。このコースの標高最高地点。抜きつ抜かれつのご年配ハイカーと合流。

1025 辛垣城址付近。T副長がめずらしく足の痛みを訴えはじめる。(たぶんウエイトオーバーが原因。っくっくっく)

1110 三方山付近。小さなアップダウンで程よい感じだが、ほぼほぼ眺望が無いのが残念。実踏ではこの辺で昼食タイムだったが、彼らのペースが速くまだまだ先を目指してレッツラ5~~。

1150 なもなき広場で昼食タイム。カップ麺とおにぎりで満足。気持ちいい~~、って感じのポカポカ天気!!

1235 矢倉台を目指してハイク再開。カロリー摂取でみんな(じじい3人だけ)元気を取り戻す。

1320 矢倉台到着。ここではなかなかの眺望もあり、いい感じ!!ここからは落ち葉に覆われたコースを歩き、まさにハイキング。最高のハイキング日和とコースでみんな満足しているよう!(たぶん。。。)気持ちいい~~!! 



1410 青梅駅裏の公園に到着。すべり台・ブランコ・ジャングルジムで幼児に還るスカウト。楽しそーでなにより。



1440 青梅駅到着。隊長からのご褒美でスカウトは満願の笑み。疲れた様子も全くなし。(じじい3人もほどよい疲れ)。またまた、あのご年配ハイカーに遭遇! 違うグループのおじさんは「ボーイスカウト楽しそう!リーダーになろうかな!?」と、ぽつり。

1509 青梅駅出発。簡単なセレモニーを行い、いざ東村山へ!(スカウト1名は小川で解散)

1603 無事に東村山駅到着。1610解散。お疲れさまでした。

今回は「青梅丘陵ハイキングコース」。最初は甘く考えていたが、なかなかのアップダウンでキツかった。でも、昼食後はこれぞハイキング!って感じのいいコース。なにより素晴らしい閑歩日和で、気持ちのいい1日でした。

 

1210日(土)鳥類保護章講習会事前レポート確認

場所:東村山社会福祉センター

3日課題として出したレポートの確認です。狭山丘陵で見られる野鳥を皆インターネットや図書館で調べた力作となっていました。


 

1217日(土)夜回り警備奉仕

場所:社会福祉センターを起点に市内

拍子木を手に市内を回り、火の用心を呼びかける恒例の活動です。今年のコースは、ちょうど市が行っているイベントゲームのルーレットの指示に従って、弁天池公園⇒志村けんの銅像⇒市役所⇒豊島酒造⇒ふるさと歴史館となりました。声を出すのを恥ずかしがる年頃かと思いましたが、そんなことは全くなく、だれが一番大きな声かを競うほど。素晴らしい!

消防署の前を通ってアピールしたり(塩対応でしたが)、ご苦労様と、声を掛けられながらの活動でした。お疲れ様です。

 


1218日(日)東京連盟主催鳥類保護章講習会

場所:千葉県習志野市谷津干潟自然観察センター


他団のVSBSスカウトとそれぞれに班を組み、鳥類保護章の課題項目を座講ならびに外での野鳥観察を繰り返しながら行いました。天気にも恵まれ非常に楽しい講習会で会ったようです。BS隊揃って技能章1つ確保です。